音楽活動を通じて、豊かな人間性とリーダーシップを身に着け、一つの舞台を完成させる努力と、頑張る精神を養おうと1977年、多摩周辺の児童を対象に発足した合唱団「多摩ファミリーシンガーズ」。上手いだけでなく、心温まる歌を歌い、多くの人に感動を伝える活動をしたいという指導者、高山佳子氏の思いは共感を広げ、今では外部からの出演依頼も多く、オペラ等、世界的アーティストとの舞台経験も積むようになった。
同合唱団では6月30日(日)関戸公民館ヴィータホールで演奏会を開催する。午後1時〜と午後4時半〜の2回公演。全席自由で料金は1300円。
二部構成の第一部は「モーツアルトをうたう」と「長崎の思い出」。「アヴェ ヴェルム コルプス」や「悲しみのシンフォニー」「トルコ行進曲」などモーツアルトの楽曲と、長崎にちなむ「島原のこもりうた」「白い山法師の花」「祈りのまち」等が披露される。第二部はチャイコフスキー作曲の「くるみ割り人形」を中山知子氏の台本、増本伎共子氏の音楽で合唱組曲の舞台にして表現する。
問合せ・チケット申し込みは多摩ファミリーシンガーズ事務局【電話】042・375・8558へ。