コーヒー豆の焙煎と販売を中核に、都内で喫茶店なども展開する(株)堀口珈琲(伊藤亮太社長)=東京都世田谷区=の焙煎所「横浜ロースタリー」が、倉庫街の中区新山下3丁目11の42に完成。6月17日から稼働しています。
この焙煎所は一般向けの豆販売等は行いませんが、8月上旬から一般向けの工場見学の開催を予定しています。
住宅のような三角屋根の建物で、機能性や経済性、衛生管理などに加えて採光性なども考慮し居心地のよさを備えています。
同社が今回、焙煎所を東京都狛江市から移転した最大の理由は、風味と食品衛生の両面での製品の品質向上と説明しています。輸入した生豆は新焙煎所に近い倉庫に貯蔵しており、輸送コストの削減にもつながるそうです。
6月19日には報道向け内覧会が行われ、豆の選別や2台の大型機械による焙煎の様子、人の目による二次選別から包装・検査までの工程が公開されました。
8月上旬から開始予定の見学会は、決まり次第、堀口珈琲のHPに掲載されます。