8月下旬に1万本開花「なんまちひまわり畑」@町田市・横田農園

シェアする
8月下旬に1万本開花「なんまちひまわり畑」@町田市・横田農園

「なんまちひまわり畑」が8月25日、見ごろを迎えカメラを手に多くの人が訪れていた。

運営する横田農園では「9月6日まではヒマワリを残しておくが、それ以降は刈りとる予定」と話している。

詳細・問合せは同園【携帯電話】090-2630-1188へ。

「なんまちひまわり畑」について

町田市の花はサルビア。ほかにもハナショウブやアジサイ、ダリア、ボタン、ハスなど市内には花の名所がたくさんあり、季節ごとに多彩な花を楽しむことができる。昨年2018年、金森に新たな名所が誕生した。地元農家の横田農園が所有する畑にこの夏も、約1万本のヒマワリが咲く。

原町田から南町田に通ずる都道56号沿い、金森6丁目の西田峯山公園バス停近くに「なんまちひまわり畑」はある。運営するのは地元の横田農園、横田貴洋さん(30)だ。現在は会社勤めをしながら、休日に父が営む家の畑作業を手伝っている。

(上)畑一面に咲いたひまわり(2018年)(左)発芽を知らせる横田貴洋さん

土壌を肥沃にするためのヒマワリが

横田さんは畑の土壌を肥沃にするためにヒマワリが有効と知り、実践した。「花が枯れた後に葉や根っこが土の中で肥料になる。あくまで野菜作りに活かすために種を撒いたのですが…」、咲き誇るヒマワリを見に、たくさんの訪問者があった。「こんなに話題になるとは」と驚いた。そして、訪問者が分かるように「なんまちひまわり畑」と名付けた。「実際の住所は金森ですが、すぐ隣が南町田なので」

先祖代々伝わる農家が多い地域で、「僕と同じような、親から引き継ぐ若い農家と話をしていて、町田には特産と呼べるものがないな、と。しかし地域の人と連携できるのが近郊農業、都市農業の形なのかな。ヒマワリをきっかけに町の人たちとの距離が近くなればうれしい」と話す。

顔が見える農業

横田さんの発案で今年初めて玉ねぎ収穫体験を実施し好評を得た。「作っている野菜について直接感想を頂ける機会はなかなかない。マンションや庭のない家で暮らす人も多いので喜ばれた。今後も季節ごとに収穫体験を企画していきたい」

2019年は6月30日に約1万粒の種を撒いた。「今後の天候次第ですが、見頃は8月の終わりから9月上旬にかけてでしょうか」。ヒマワリの成長状況は、横田農園のフェイスブックかブログ(【URL】https://yktfarm.hatenablog.com/)で見られる。問合せは横田農園【携帯電話】090・2630・1188へ。

 

住所

東京都町田市金森6丁目の西田峯山公園バス停 付近

「なんまちひまわり畑」

問い合わせ

横田農園

電話

090-2630-1188

090-2630-1188

ホームページ

外部HPリンク

公開日:2019-09-07

関連タグ