杉田劇場(磯子区)で8月24日(土)に開催される「杉劇夏まつり」。今年は8月28日から30日までパシフィコ横浜で開催される「第7回アフリカ開発会議」(TICAD7)にあわせ、館内をアフリカ一色にします。
アフリカ開発会議は、1993年に日本政府が立ち上げたアフリカ開発に関する首脳級の国際会議。横浜での開催は6年ぶり3回目で、アフリカ諸国に加え国際機関、民間企業などが参加します。同館では、この会議に合わせ、区民や市民にアフリカを知ってもらう機会にしたいと、夏まつりのテーマを「磯子でアフリカを楽しもう!」としました。
当日は、職員がマサイ族の衣装を着て来場者を出迎えます。アフリカの太鼓ジャンベの演奏やアフリカ動物絵本の読み聞かせなどを行います。さらに、元JICA職員でケニアに滞在経験がある宮川佳子さんが「ケニアのくらしと子ども」をテーマにした話をします。「アフリカの子どもたちがどのように暮らしているのかを、子どもたちに知ってもらいたい」と中村牧館長は話しています。
動物写真展も
夏まつりに先立ち開催されている、動物写真家の渡壁(わたかべ)大さんによる写真展「サバンナの風に訊く」は27日まで。渡壁さんは、約20年前から年に2回ほどケニアを訪れ、動物の写真を撮っています。今回は50枚の写真を展示。また、事前に区民から公募したアフリカに関する写真も飾っています。「地球にはこんなにも美しい場所があることを知ってもらいたい」と渡壁さん。
夏まつりは午前10時から午後3時。詳細は杉田劇場【電話】045・771・1212へ。