花見台の県立保土ケ谷公園周辺のイチョウが色付き始め、園内はカメラを手にした散策客や銀杏拾いを楽しむ人、落ち葉で遊ぶ親子ずれらで賑わいを見せている。
公園と明神台団地に挟まれ2004年に愛称募集でその名が付いた「銀杏坂」でも斜光に輝くイチョウの葉が「黄葉」=写真。スマートフォンや一眼レフカメラで、晩秋の景色を撮影する人の姿が数多く見られる。
初音ケ丘から散歩に来たという70代の女性は「ここのイチョウが色付いてくると『冬がすぐそこまで来ているんだな』と季節の移ろいを感じる。コロナでなかなか外に出られなかったので、きれいな光景を見ると心が落ち着く」と話した。