プロの声楽家が、童謡やアニメソング、本格オペラまで、音楽の垣根を超えた楽曲を披露し、観客を楽しませている「ムジカ・コンパーニャ」が12月22日(日)、海老名市文化会館で25周年コンサートを開催する。伊左次美江代表は、「音楽活動の集大成ともいえる大切なコンサートになるので、多くの方に観てもらいたい」と意気込む。
同団体は「身近な場所で生の芸術に触れる機会をつくりたい」と伊語で「音楽仲間」を意味する名の下、1994年に同館で旗揚げ公演を実施。以来、「一流シェフたちが作る音楽のカレーライス」をモットーに、オペラやクラシックを親しみやすい楽曲へとアレンジし、5年ごとに記念公演を行ってきた。近年は全国の小中学校を訪れ、本物の音楽を届けている。
また、今公演は伊左次代表が同館で10年前から毎月行ってきた「楽しいサロンコンサート」の第100回記念も兼ねている。11月14日に99回公演を終え、「毎回プログラムを変えるのは大変だったが、やり切った思いがある」と挨拶すると観客から拍手が贈られた。
当日は、日本語版のオペラ『ボエーム』のほか、日本の名曲、クリスマスソングなどを披露する。午後1時30分開演。前売り3000円、当日3500円。問合せは伊左次代表【携帯電話】090・1774・6723へ。