強羅駅から早雲山駅を走る箱根登山ケーブルカーの施設更新に伴う作業が12月3日、公園下駅近くで行われた。
ケーブルカーは線路から大型クレーン車で引き上げられ、輸送トラックに移された。来年3月下旬(予定)まで運転を休止、再開までの間はバスによる代替輸送になる。箱根登山鉄道(株)は「ご迷掛けしますが、ご理解お願い致します」と話している。
引退した車両はスイスのガングロフ社で製造された。1995年から運行を開始し、ラストランを迎えた12月2日まで24年間親しまれてきた。車両は八王子の工場に運ばれボディは解体、足回りは2020年春登場する新型で使われる。