南区真金町出身の落語家・桂歌丸さん(享年81)が二つ目時代に出演した映画の特集上映「映画ミーツ落語」が、中区長者町の横浜シネマリンで2月15日から21日まで開かれる。主催は横浜シネマネットワーク実行委員会。
昭和40年代の3作品
上映するのは昭和40年代初めの落語・演芸ブームの人気者が総出演する3作品。後に笑点の司会を務める三波伸介さんらの「てんぷくトリオ」も出演する「落語野郎 大泥棒」(90分/15、17、21日)「落語野郎 大脱線」(90分/16、19日)「爆笑野郎 大事件』(83分/18、20日)。いずれも午後2時から上映。
15日は歌丸さんの弟子である桂歌助さんの落語公演、16日は娯楽映画研究家の佐藤利明さんのトークイベント「落語と娯楽映画」を上映後に実施する。主催者側は「銀幕でも輝く歌丸さん、『落語』の魅力を堪能していただける特集上映です」と話す。
同館、有隣堂本店などで前売り券(1千円)を販売中。当日券は一般1300円、60歳以上と高校生以下は1100円(15日のみ一律2500円、前売りも同様)。問い合わせは同館【電話】045・341・3180。