市内各所の桜が今年も見頃を迎えた。
渋田川の桜
渋田川の桜は、鷹匠橋から上流400メートルの両岸に植えられている。毎年恒例となっていたライトアップと渋田川桜まつりは新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止。土手では束の間の息抜きに訪れた近隣住民が満開の春に目を細めていた。
平塚市総合公園
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市総合公園(4月3日撮影)
市総合公園内の桜は全部で258本。特に1万1400平方メートルにも及ぶ「桜の広場」では、桜が空を覆うように咲き乱れていた。
湘南平
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湘南平(3月30日撮影)
湘南平の桜は、抜群の日当たりからか市内の他の名所よりやや早めに見頃を迎えた。レストハウス近くには「桜は写真に、笑顔は思い出に」と、感染症予防の観点から撮影などすみやかに済ませて早めの帰宅をうながす市みどり公園・水辺課の看板が設置されていた。
真土大塚山公園
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真土大塚山公園(4月2日撮影)
真土大塚山公園には155本のソメイヨシノ、シダレザクラなどが植えられている。園内では保育園児や近隣住民が散歩しながら、春の訪れを満喫していた。
金目川土手
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金目観音の近く(4月2日撮影)
金目川土手の桜は1906年、当時の県知事・周布公平の勧めで植え付けられたもの。1916年頃から花を咲かせるようになり、メンテナンスを繰り返しながら、今年も地域に春を伝えていた。