新型コロナウイルスの影響で4月以降臨時休園していた平塚市総合公園内の「ふれあい動物園」が6月2日、再開した。親子や家族連れが訪れ、園内には再び、動物と触れ合う子どもたちの無邪気な声が飛び交っている。
再開初日の2日は天候に恵まれ、個人から家族連れまで多くの人が訪れた。柵から顔をのぞかせるヤギや羊にエサを与えるなどして、動物たちとのおよそ2カ月ぶりの再会を楽しんでいた。
感染予防対策も
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、同園では当面の間、鶏やアヒルといった動物と触れ合える「ふれあいコーナー」の利用時間を一部短縮するなどして対応する。また、同コーナーの入り口付近に手指用の消毒液を設けたり、入場時の密を避けるために、足元に等間隔に線を引いたりして、来園者に感染の予防を促していく。
責任者の大越知美さんは「動物を見に来るお客様がいることが仕事の励み」といい、「各自で新型ウイルスの対策をとってもらいながら、動物園に遊びに来てもらえたら」と話していた。