はだの浮世絵ギャラリー(秦野市立図書館2階)で7月19日(日)まで展示企画「歌舞伎の世界〜中村芝翫(しかん)〜」が開催されている。時間は午前9時から午後5時(利用制限解除後は7時まで、火曜は常時5時まで)。休室日は月曜日と6月26日(金)。入場無料。
中村芝翫は、約300年に渡って続く、歌舞伎の家筋。2016年には、八代目の襲名と三人の息子たち橋之助、福之助、歌之助の同時襲名が話題となった。今回は秦野市所蔵の浮世絵の中で、一段と存在感を放つ「大芝翫」と呼ばれた四代目中村芝翫の役者絵を中心に、代々の中村芝翫と江戸歌舞伎の役者絵34点を展示。担当者は「江戸っ子が心躍らせた歌舞伎の世界を、浮世絵からお楽しみください」と話している。
また、自宅でも浮世絵を楽しめるよう、動画で「歌舞伎の世界 中村芝翫」の展示を紹介。秦野市公式YouTube「はだのモーピク」から視聴することができる。
問い合わせは市文化振興課【電話】0463・86・6309へ。