明快な色彩の抽象絵画 地階所蔵品展で川端実を特集 横須賀美術館

明快な色彩の抽象絵画 地階所蔵品展で川端実を特集 横須賀美術館

川端実《リズム 茶》1958年、油彩・画布

 長期休館から2020年6月20日に開館した横須賀美術館の地階展示室で、第2期所蔵品展が行われている。

特集「抽象画家の川端実」同館のコレクション作品から

 特集は、抽象画家の川端実(1911―2001)。日本画家の祖父と父のもとで育ち、戦後、画業を本格的に展開した。意欲的に次々と作品を発表し、グッゲンハイム国際展で個人表彰名誉賞を受けるなど、国際的な作家としての地位を確立。拠点をニューヨークに移し、独自の抽象画の制作を続けてきた。2011年の企画展でも取り上げており、今回は同館でコレクションしている作品からの展示となる。

特集「友禅作家・中村光哉の作品」第4展示室

 また、第4展示室では休館期間中に公開できなかった友禅作家・中村光哉(1922―2002)の作品も特集。季節や時間によって表情を変える海や漁船、漁具など三浦半島の海のモチーフを背景にした友禅作品や、スケッチなどの資料をもとに、1984年から晩年暮らした横須賀とのかかわりも振り返る。会期は9月13日(日)まで。

企画展は検討中

 同館では休館の影響で「宇都宮美術館コレクションによるマルク・シャガール展」の中止を余儀なくされた。7月4日から8月30日まで開催予定だった企画展「ミロコマチコいきものたちはわたしのかがみ」も現状では取り止め。但し、同館では開催期間の延期も検討しているという。

 展示や催しなど最新の情報は同館【電話】046・845・1211

住所

神奈川県横須賀市横須賀美術館

問い合わせ

横須賀美術館

電話

046-845-1211

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