八王子駅北口商店会(清水栄会長)は6月25日、駅前マルベリーブリッジに恒例の「七夕飾り」=写真=を設置した。これまで同会は「インターナショナルな七夕飾り」として留学生らの協力で600枚の短冊をつけ、「ブリッジを一周する」スケールで行ってきた。
ただ、今年は新型コロナウイルスの影響で飾り物も飾りつけ作業も懸念される状況。協力体制をとっている学生たちも企画の準備段階では学校が再開されず八王子にはいなかった。
学生のメッセージを飾る
「リモートで意見交換や相談をし、学生は『はやく八王子に戻りたい』という気持ちでいることを知りました」と清水さん。そこで今回はそんな学生からの八王子への思いをメッセージにし飾り付けている。「このようなときだからこそ、商店会も学生も手をつなぎ頑張りたいと思います。今年はささやかな飾りですが、楽しんでもらえたら」
商店会では今後、ブリッジやユーロードに、他の会と協力し感染防止を呼びかける横断幕を掲出する予定。七夕飾りは7月8日(水)まで。それ以降は「夏飾り」となる。