江島神社へ向かう江の島弁財天仲見世通りの入口にある鳥居にこのほど、高さ約5mに及ぶ「大茅の輪」がお目見えした=写真。
輪をくぐり疫病退散などを願う神事
日々の生活で知らず知らずに犯してしまった罪などを清める6月30日の「夏越の大祓」に合わせたもので、昨年に続き設置。島内に自生するカヤなどを用いており、江の島在住者や来島者の無病息災とともに、新型コロナウイルスの感染症退散を祈念した。25日、江島神社に向かう途中で茅の輪の下をくぐっていた50代の女性は「コロナが落ち着かないけれど、健康でいられますように」と願掛けしていた。大茅の輪は大祓後、数日で取り外される予定。
青銅製の鳥居は1821年に建て替えられ、今年200年を迎える。これを記念した御朱印を希望者に頒布(300円)している。