新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となった「第34回大井よさこいひょうたん祭」。このほど大井町笑顔特派員スベリー・マーキュリーさんの発案で８月１日（土）に「オンライン大井よさこいひょうたん祭」を開くことが決まった。

「ひょうたん祭」は大井町の夏の一大イベント。例年３万５千人が訪れ、会場で披露される「大井よさこいひょうたん踊り」のコンテストも風物詩となっている。例年と比べ、新たな形での開催となるが来年の通常開催へ向けて動き出した。

イベント中止の代替案として、このほど行われるオンライン開催とは、同町のホームぺージの動画コンテンツ「大井ひょうたんチャンネル」を利用するもの。当初の予定だった８月１日に生配信する取り組み。

「どんな形でも良いので、ひょうたん祭を開催できないかと考えていた。困っていることなどを楽しみながら解決できれば」と思いを込め、スベリ―さんと大井町役場の職員らが協力し、６月中旬に発案した。

踊りの動画を募集

イベント開催にあたり、事前にチームや団体、家族、友人同士で撮影した踊りの動画を募集する。動画は生配信中にオンエア。スベリーさんと画面越しで「大井よさこいひょうたん踊り」を踊る共演する企画も進んでいる。

チームや団体で以前に撮影した動画を応募する場合、「ひょうたん踊り（正調）」または「ひょうたんサンバ」でも可。

応募方法はsugitasensei@gmail.comにデータを送付する。スマートフォンで撮影する場合は、横向きで撮影する。締切は７月25日（土）。

スベリ―さんは「少しでも皆さんに楽しんでもらえるものを発信できればと思っています。当日は一緒に楽しみましょう」と呼びかける。

また、町では「新型コロナウイルス感染拡大防止のため、チームや団体で新たに動画を撮影することは避けてほしい。個人で動画を撮影する際は３密を避け、感染対策をして行ってほしい」と動画撮影の際の注意を呼びかけている。

問い合わせは大井町役場地域振興課【電話】０４６５・８５・５０１３へ。