日本画家「安田靫彦」黄金色の富士山画 64年ぶりのお目見え

シェアする
ナショナル・トラストのウェブサイトで閲覧できる

大磯ゆかりの日本画家

 日本画家の安田靫彦(ゆきひこ)が描いた富士山の絵画が、64年ぶりに脚光を浴びている。1956年に吉田茂元首相が英国のウィンストン・チャーチル元首相へ贈ったもので、現在は英国のナショナル・トラストが保持。同団体のコレクションを紹介するウェブサイトで、黄金色に描かれた富士山の絵を閲覧することができる

タウンニュース発で現在の所在判明

 大正から昭和にかけて大磯町で創作活動を行った安田靫彦は、同じ町で暮らす吉田茂と親しく交流していた。その証左となる書簡38通が安田の遺族から大磯町へ寄託され、本紙6月26日号で紹介した。その中でこの絵のエピソードに触れたところ、地元選出の河野太郎防衛大臣が即応。英国のジェレミー・ハント元外務大臣に問い合わせたことで現在の所在と絵画の姿が判明した。

黄金色の富士山画

 河野大臣のツイッターでウェブサイトへのリンクが公開されると、絵を見た人から「金色なのにおくゆかしい」「こういう表現は初めて見た。神秘的」など多数のリツイートがあった。大磯町の中崎久雄町長も閲覧し「大臣のお取り計らいで、英国に渡ったこの素晴らしい作品に時を越えて触れることができて嬉しい。珍しい黄金色の富士山は、大磯町のもつ歴史文化の薫りがもたらしたものではないかと誇らしく思う。ぜひ多くの方に大磯からの富士山の眺望を楽しんでもらいたい」と感想を述べた。

ナショナルトラストコレクション ウェブサイト

http://www.nationaltrustcollections.org.uk/object/1102462

住所

神奈川県中郡大磯町大磯

ホームページ

外部HPリンク

公開日:2020-07-11

関連タグ