”青い宝石” 鈴なりに!夏の果実ブルーベリーの収穫がピーク@秦野市5農園

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”青い宝石” 鈴なりに!夏の果実ブルーベリーの収穫がピーク@秦野市5農園
ブルーベリーの生育状況をみる安味会長=7月3日・横野

 夏の訪れを告げる果実、ブルーベリーの収穫が最盛期を迎えている。秦野市内にある農園で結成された「JAはだのブルーベリー研究会」(安味(あんみ)孝明会長・11人)で、出荷や摘み取り園の開園が始まっている。

 ブルーベリーはツツジ科の小果樹で、6月から8月下旬にかけて濃い青紫色の実をつける。その様子は”宝石”にもたとえられるという。

無農薬でハイブッシュ系とラビットアイ系の20品種以上

 JAはだのブルーベリー研究会は2007年に設立。「全国名水100選」の湧水群と丹沢表尾根に囲まれた立地を生かして無農薬で育成する。栽培面積は約200アールで4000本を植樹。ハイブッシュ系とラビットアイ系の20品種以上を育てる。2012年には秦野市が農業生産工程管理(GAP)手法などを導入して安心・安全に取り組む市内産の農産物を認証する「秦野優良農産物登録認証制度」を受けた。市内ではJAはだの「じばさんず」や特産センターで販売するほか、摘み取り園を開園している。

 安味会長によると「昨年は長梅雨で日照不足になり、甘みが出るまで時間がかかった。今年は梅雨が短い予報なので、味に期待できるのでは」と分析する。「その場で食べるブルーベリーは格別。4粒ほど口に含むと万華鏡のように様々な味と香りが楽しめる。多くの人に味わってほしい」とコメントした。

大きく育った実

密集を避ける摘み取り実施

 今年は市内5園で、摘み取りを実施している。新型コロナウイルス感染症対策のため、利用者に検温、アルコール消毒、マスク着用の協力を呼びかけている。事前電話予約制で利用者人数を制限し、密集を避ける。

問い合わせは各園に電話を。事前電話予約制。

 ▽おきろん果菜園/横野651の1【携帯電話】090・2476・1523▽フルーツランド谷井農園/横野109の1【携帯電話】090・7008・6406▽農園 丹沢の薫り/横野9【携帯電話】090・2154・5371▽秦野いとう農園/戸川1329の1【携帯電話】090・8568・0934▽諸星ファーム/渋沢1803【携帯電話】090・7710・2853

住所

神奈川県秦野市

公開日:2020-07-14

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