シルク博物館=中区山下町1シルクセンター2階=で7月8日から、夏の特別展示として天蚕(てんさん)の飼育展示が行われている。
「カイコ」と言われるものは養蚕農家で飼育された家蚕(かさん)で、一方自然界にいるものは野蚕(やさん)と呼ばれ、日本原産で有名なものが「天蚕」。幼虫もまゆも緑色をしているのが特徴だ。この天蚕の糸には独特な光沢としなやかさがあることから「繊維のダイヤモンド」と呼ばれている一級品。
展示は8月末までの予定。成長の様子は同館ツイッターでも随時発信される。開館時間や入館料などはHPで。(問)【電話】045・641・0841