台風19号前後の姿を細密画に 市造園職員清田さん個展で 「多摩川再誕」を 表現 8月1日まで

シェアする

このイベントは終了しました。

展示の様子と清田さん

作品はマッチ箱程度の画用紙に描いた小さな水彩絵

 川崎市の造園職員で、ミニアチュール(細密画)作家の清田陽助さん(34)=人物風土記で紹介=が、二ヶ領せせらぎ館で個展を開いている。作品はマッチ箱程度の画用紙に、水彩絵具で描いた小さな絵。昨年の台風19号による被害を受けた多摩川の景色を「再誕」をテーマに表現する。

 高校生のころから細密画を描く清田さん。造園の技術職員として市に勤める傍ら、休日には多摩川や緑地の保全活動にも取り組み、自然の姿を作品に収めてきた。

一つひとつの筆線に思いを込めて

 同館での個展は4回目。細密画9点のうち5点が多摩川の風景画、4点は自然再生をイメージした抽象画に初挑戦した。「抽象画は夢の中で思いついたことやひらめいたことを形にした」と清田さん。風景画についても、「以前は写実的に描いていたが、最近では風や水の動きを表現するため筆使いを変えている」と、一つひとつの線に思いを込める。

 昨夏のみずみずしい多摩川を描いた「柳風」と、被災直後の荒々しさを対照的な色で表現した「嵐風」という作品では、台風前後の差異を感じ取ることができる。清田さんは「同じ柳の木を描いた2作品。多摩川の何気ない風景を特別なものに思ってもらえたら」と胸中を語った。

拡大鏡で見る縦44ミリ×横64ミリの作品「嵐風」

 個展は8月1日まで。河川敷で今春撮影した植物の写真も展示している。午前10時(土日祝9時)から午後4時まで。問い合わせは同館【電話】044・900・8386。

開催日

2020年7月1日(水)~2020年8月1日(土)
10時(土日祝9時)から16時まで

住所

神奈川県川崎市二ヶ領せせらぎ館

問い合わせ

二ヶ領せせらぎ館

電話

044-900-8386

044-900-8386

公開日:2020-07-19

関連タグ