旧津久井郷土資料室には、川漁や養蚕などの道具や旧内郷村(現在の相模原市緑区若柳・寸沢嵐)の郷土史家である鈴木重光氏が収集した絵はがき、雑誌類など、さまざまな資料が保管されています。今回はその一部を紹介する収蔵品展「江戸から昭和の津久井~さまざまな資料に見る郷土の姿~」が7月22日(土)~9月3日(日)まで、相模原市立博物館で開催されます。観覧無料。
昭和20年代の相模湖まつりポスターや旧相模湖町内を通った昭和39年東京五輪聖火リレーのトーチ、明治~昭和期の「少年倶楽部」など。今回は、懐かしの津久井の風景(絵はがき等)、旧津久井郷土資料室にあった代表的な資料(古文書、雑誌等)、津久井の川と湖(民具、東京五輪カヌー会場関係など)、郷土史家・鈴木重光氏と内郷村村落調査(柳田国男の来村)、市民の活動による資料の整理(ポスター、すごろく、各種包み紙など)が展示されます。
また、チャレンジ体験として8月27日(日)10時~16時、すごろくなど昔のあそびや生活体験などができます。参加料は無料です。7月30日(日)13時からは、絵はがき・雑誌・ポスターなど、8月20日(日)13時からは、民具・東京五輪関係資料などの展示解説が聞けます。