磯子区役所は、8月3日から各家庭で使いきれない未使用の食品を受け付ける窓口を常設した。
これは、フードドライブの取り組みの一環。磯子区によると、横浜市内の家庭から出される燃やすごみには、「手つかず食品」が年間2万トン出されているという。こうした状況を受け、横浜市資源循環局は食品ロスを減らす取り組みとして、イベントなどで食品の寄付を募る「フードドライブ」を実施してきた。ただ、イベントは不定期であることから常設の窓口を設置した。
受け付ける食品は▽未開封▽賞味期限が2カ月以上あるもの▽常温で保存できるもの。寄付された食品は、磯子区社会福祉協議会や団体などを通して、食品を必要とする人に提供される。
窓口は、区役所6階61番の地域振興課。受付は開庁日の午前8時45分から午後5時まで。
区の担当者は「いただきものやまとめ買いなどで食べきれなくなった食品があったら、無駄にしないよう寄付して頂ければうれしい。有効に活用させて頂きたい」と呼びかけた。詳細は区地域振興課【電話】045・750・2397へ。