日本の伝統文化を小田原から世界へ
（株）小田原ツーリズムと小田原市が共催で、日本の城郭施設では初となる海外向け「能」のオンライン配信公演（事前収録）を９月13日（日）に行う（後援／神奈川県、市観光協会）。
新型コロナ感染拡大により観光も制限される中、「日本が世界に誇る伝統文化”能”を通じて、日本中そして世界中の人々に元気を届けたい」（小田原ツーリズム）という企画だ。
視聴料千円、多言語パンフも
漆黒に包まれる小田原城で、能楽師観世流シテ方・観世喜正氏が幽玄な舞を披露する。演目は「源氏物語」の葵の巻を典拠とする『葵上（あおいのうえ）』。高貴な女性のプライドと葛藤、そして祈りによって浄化する様が描かれる人気演目だ。公演は、風魔忍者ショーや和太鼓演奏を加え約１時間。
配信日時は９月13日（日）午後８時〜９時（３日間のアーカイブ配信あり）。視聴価格は千円税込で、電子チケット販売プラットフォーム「ＺＡＩＫＯ」サイトで購入・登録が必要（９月16日（水）まで）。チケット購入者には事前ダウンロードできる多言語パンフレットが提供される。
イベント詳細は小田原市観光協会ＨＰサイト内特設ページ（http://www.odawara-kankou.com/topics/nou_theater.htm）から。
（問）小田原ツーリズム【電話】０４６５・４６・８２６０（平日）
