一般財団法人ひふみ会(まちだ丘の上病院運営)が10月1日(木)、小野路宿通りに「ヨリドコ小野路宿」を開業する。
「あるといいながあるところ。」をコンセプトに、「地域の人とつながる場」「力を生かす仕組み」「学びを育む環境」の3つを作り出すことが目的。
憩いの場を提供
若者から年配者まで多世代が交流するコミュティ・スペースをはじめ、地域に暮らす人々の健康を守る訪問看護ステーション、健康を切り口としたメニューを用意する食堂・喫茶室などがそろう。また既存の蔵を改修して芸術と学びを融合させるギャラリー、庭や裏山を使って里山と触れ合いながら体験と遊びの場も提供する。
「医療の側から地域に寄り添い、ここに集まる人々のやりたいことができる空間を一緒に作っていきたい」と開設準備室の野田実里さん。各施設は10月から順次オープンに向けて進める。現在入り口には「ご意見箱」を設置し、さまざな意見も募っている。9月18日(金)、19日(土)、20日(日)には母屋の施設見学や説明会を予定。