まつり中止も花は盛り
南足柄市のふくざわ公園(千津島1845付近)とその周辺で「酔芙蓉」の花が見ごろを迎えている=写真。
20年ほど前に、景観づくりと地域活性化などを目的に地域の手によって田んぼ周辺に酔芙蓉が植栽された。約1Kmの農道には酔芙蓉700本と芙蓉100本が植栽されている。
酔芙蓉は、朝昼夕の経過とともに、白からピンク、濃ピンクへと花びらの色がまるで酔ったように変わることからその名がついている。千津島花紀行の高橋達之会長によれば「花は8月末から咲き始め、9月中旬が盛り。見ごたえある変化を愛でてほしい」と話す。
例年、この時期は模擬店などが出店するまつりが開かれてきたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止が決定。それでも、9月19日から22日にかけては午前10時から午後3時頃まで地域の農産物の販売を行うという。