横浜市鶴見区駒岡在住のアマチュアカメラマン・金指栄一さんによるモノクロ写真展「在所の譜」が、9月23日から鶴見区民文化センターサルビアホール3階のギャラリーで始まる。期間は29日まで。
金指さんは、カメラ歴40年を超え、これまでに生麦の魚河岸に働く人たちをまとめた写真集なども出版している。
展示は100点余り。親子で切り盛りする寿司店、計168歳の和菓子店、百年のタレをつなぐうなぎ店など、ここにしかない街角の表情や雰囲気を切り取った作品が物語風に並ぶ。
金指さんは撮影を通じ、「プロの技を伝える個人店が繁盛し、承継できる世の中であってほしいと願うようになった」と、良さを伝えるためなどに写真展を企画した。
入場無料。時間は午前10時〜午後5時(初日1時〜、最終日〜3時まで)。問い合わせは、金指さん【電話】045・573・8235。