認知症患者のいる家族のリアルな苦悩と希望を描いた映画『「わたし」の人生(みち) 我が命のタンゴ』の上映と講話会が10月1日(日)、相模原市立あじさい会館(JR横浜線「相模原駅」からバス)で開催されます。これは「あじさい会館の日(10月1日)」「世界アルツハイマーデー啓発事業」の一環として行われます。
映画『「わたし」の人生(みち) 我が命のタンゴ』は、老年精神医学が専門の精神科医、和田秀樹さんによる2作目の監督作品で、2012年に公開されました。主人公・百合子(秋吉久美子)は子育てや家事が一段落し、長年の夢に向かって歩もうとした矢先、父親(橋爪功)が認知症だと分かります。その不安と重い現実に、家族はばらばらになっていきます。この家族と百合子の夢はどうなってしまうのか―。この映画は、ある一つの家族を通し、これからの介護のありかたと希望を描いています。
また、この日は上映前の13時から認知症にまつわる講話「認知症の理解や支援について」「当事者と家族の話し」が入場無料で開かれます。