開成駅から開成水辺スポーツ公園へ
暑さもだいぶ落ちついてきたので「季節の移ろいを感じながらのんびり散歩でも」と出かけたのは、酒匂川サイクリングコース。今回は、開成駅から開成水辺スポーツ公園へと向かいました。
平坦で歩きやすい道に、川からの心地よい風が相まって運動不足気味の身体でも意外と時間を忘れて歩けます。道沿いの草も刈られており、山川、電車、松、花、カルガモ…と、次々にいろいろな景色が目に飛び込んできて、楽しいです。
密は避けなければなりませんが、フレイル予防のためにも適度な運動は欠かせません。その点でもここは最高かも。自転車やウォーキングの人と多くすれ違いました。
道沿いの松
ところで、道沿いにはたくさんの松が。松というと海沿いのイメージがあったのですが、答えは「酒匂川流域の交流ネットワーク会議」と「神奈川県松田土木事務所」と記された看板に。これによれば、起源は江戸時代。その一部は二宮金次郎が植えたとも伝えられているそうです。
現在ある松は明治から昭和初期のもので約1千本。堤防を守る目的で植えられ、かつては治水工法製作時の材料に使われたそうです。この地域には欠かせないものだったと知り、松を触って「ありがとうございます」と伝えたのは言うまでもありません。