南生田自治会 自治会館建設へ 再始動 市内初の「公園内」探る【2020年7月24日号】

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南生田公園のグラウンド

 南生田自治会の自治会館建設に向けた意見交換会が7月20日、区役所で行われた。「南生田自治会自治会館を求める会」として、同自治会の渡邉昭男さんと増子素子さん、市市民文化局職員らが出席。経緯や課題を確認した。

 同自治会の自治会館を望む声は40年前にさかのぼる。元々会館のために用意されていた土地が、利権問題で使えなくなってしまったのが発端。その後、南生田小学校内の建設を検討したが、実現直前で頓挫したという。代替として同校の図書館が使えるようになり、現在も継続。このほか、商店街の空室を借りる案や土地購入の案もあったが、条件が合わなかった。

 過去に7年間、会長を務めた渡邉さんは「催しや災害時の対応など、自治会としての行動が会館がないと難しい」と話す。老人会会長の増子さんは「やりたいことがあっても場所がないのが現状」と肩を落とす。

渡邉さん(中央)と増子さん(右)

 状況を聞きつけた市議会議員の各務雅彦さんが今回の意見交換会を企画。約1万平米の広さがある「南生田公園」の敷地内に建設する案を話し合った。公園内の会館は市内で実績がないが、横浜市に事例がある。「NPO法人に運営を委託することで公園の魅力向上にもつながる。課題は近隣住民との合意形成」と各務さん。市担当者は「可能性は全くゼロではないという印象。先行事例を研究し、一緒に課題をクリアしていきたい」と話した。

 今後は、自治会内での意見収集を経て、公園管理を担う市建設緑政局に働きかけていく方針だ。

川崎市町内会・自治会ページ

住所

神奈川県川崎市

公開日:2020-07-24

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