「湘南フードトラック協会」設立
エスニックやイタリアン、カレーやデザートなど、こだわりの料理を振る舞う個性豊かなフードトラック(キッチンカー)。湘南エリアを拠点とした30事業者が所属する「湘南フードトラック協会」(内波義雄代表=人物風土記で紹介)が今夏設立し、小田急電鉄をはじめとする企業や県とのコラボレーションも決まり、本格的に動き出した。
機動性に脚光
コロナ禍のイベント中止や外出自粛などで、フードトラック業界は大打撃を受けた。それと同時に、トラック一台で空き地や公園、住宅街など、あらゆる場所に「食」を届けられる機動性が脚光を浴びた。
これまでのフードトラックの立ち位置を「イベントのおまけだった」と内波代表は言う。しかしこれからは、集客力のあるコンテンツとして、「街の活性化の一助になれる」と力を込める。
同協会が目指す大まかな事業は、
【1】移動式の特性を生かしたオープン型の即席フードコート
【2】フードをメインとした地域活性化事業のアテンド
【3】学校や企業などの食堂のアウトソーシング
【4】災害支援の4つ。
内波代表は、「”食”は人を豊かにする。出店場所や機会を増やし、フードトラックの市民権獲得を目指したい」と意気込む。
茅ヶ崎市内では現在、協会所属のフードトラックが、茅ヶ崎ゴルフ倶楽部(毎週土日・ランチタイム)、キコーナ茅ヶ崎店(毎週土曜)などに出店している。
問い合わせは【メール】info@cfta.workへ。