白幡南町の住民有志が管理する花壇で、皇帝ダリアの花が見頃を迎えている。
高さ4メートルほどに伸びた茎の先に、手のひらよりも大きな淡いピンク色の花が競うように咲く。6年ほど前、近くに住む柴田みさ子さんの自宅で育てていたダリアを株分けしたのが始まりで、近所同士の吉田秀雄さんや高山明美さん、小野里久さん・由美さん夫妻らも水やりなどの世話を行いながら挿し木で増やし、今では10本以上になった。
膨らみ始めたつぼみも多く、12月まで可憐な花を楽しめそう。カメラが趣味の吉田さんは花壇の花を写真に収めるのが楽しみといい、「花は手入れをしてあげればしっかりと応えてくれる。地域のシンボルとして、これからも大切に育てていきたい」と笑顔を見せた。