横浜市緑区の舊城寺(三保町2038)のある場所には、室町時代に上杉憲清が築城した榎下城があったという。その後、慶長8年、小机三会寺の円海和尚が開基となり、久保山舊城寺と号したのだ。
そんな同寺には、無眼薬師と称し、眼のない薬師如来がまつられ、行基菩薩の作と伝えられている。眼の不自由な人々のために薬師如来自らの眼を衆生に与えて、済度する誓願慈悲によるもので、古来近郷に深く尊信されてきたという。
初薬師如来護摩祈祷は住職のみ
毎年恒例の初薬師如来護摩祈祷を住職のみで2021年の1月8日(金)に行う予定だ。ここでの一般の参拝は新型コロナウイルス感染予防のため、受け付けていないので注意が必要だ。
お札の申し込みは1月7日まで
同寺では、お札のみを1月7日(木)まで受け付ける。申し込みは同寺へ。
(問)同寺【電話】045・931・1435