条件が揃わないとみられない珍しい現象
冬の厳しい寒さが続くなか、和泉町の天王森泉公園ではシソ科の多年草「シモバシラ」に、霜柱のような氷の結晶ができる現象が発生している。
これはシモバシラの根から吸い上げられた水分が枯れた茎からしみだし、冷たい外気に触れて凍っていくことで作られるもの。氷点下で晴天、無風といった条件が揃った日に見られる珍しい現象だという。
毎年撮影しているという同園ボランティアの山本登久さんは「今年はかなり大きい。草刈りをした時に残した長さが丁度良かったのかもしれない」と推測する。この現象が見られるのは2月上旬まで。