平塚市美術館はロビー展「宮川慶子展 生命は自分自身だけでは完結できないようになっているらしい」を4月4日まで開催している。横浜市出身の作家・宮川慶子さん(29)が制作した、動物の剥製や粘土を使用した作品40点を鑑賞できる。
宮川さんは「生」と「生の営み」に関する矛盾をテーマに表現。「欲に忠実で、純粋に生きる事が目的だから」と4つ足の動物を作品にしている。「日頃生きるのが精一杯だが当たり前がかけがえないものと作品を通し伝えたい」と話した。
入場無料。午前9時30分〜午後5時、月曜休館。(問)同館【電話】0463・35・2111。