白旗神社であす２月13日（土）から、市内の飲食店が弁当販売を始める。毎週土曜と日曜の正午から午後３時の間で、期間は３月７日までを予定。

神社が苦境に立つ飲食店を支援へ

　南藤沢で飲食店を経営する鈴木一哉さんとスタッフの鈴木千恵さんが企画。緊急事態宣言下で来店者数が減少する中、客の来店を待つのではなく人が集まるところに出向く必要があると考えた。その思いを知った同神社が、苦境に立つ飲食店を支援しようと場所を提供することになった。

　鈴木一哉さんの店舗では、時短営業に加え、店舗で販売しているテイクアウト用の弁当の売り行きも悪化しているという。さらに、時短営業に伴う協力金もいつ支給されるのか分からない状況。「緊急事態宣言の延期で本当に厳しい。みんなで協力して乗り切りたい」

神社の境内にテントを設置

　期間中は、神社の境内にテントを設置し、週替わりで最大５店舗が弁当を販売する。客が密にならないよう対策も行う。

　鈴木千恵さんは「複数の店が集うのもメリットになる。お店に行くことを自粛している方は、気軽に飲食店の味を楽しんでほしい」と話した。

　現在、出店する飲食店も募集している。詳細は鈴木千恵さん【携帯電話】０９０・３５０２・７２２０へ。