横浜市営地下鉄ブルーラインの「関内駅」より徒歩5分にある約70平米ほどのゆったりとした空間。そこには、本格的に水彩画を描くアトリエがあります。横浜市内などでカルチャー講師や数々の個展・グループ展を行う成澤朱未さんが主宰する「アトリエみずの絵」です。
水彩画ならではの透明感あふれる表現は簡単そうでありながら、奥の深いものです。
絵を描くことがはじめてという方が「好きになる、夢中になれる」という経験を通じて
公募展に出品するようになり、受賞や委員として活躍しています。
アトリエみずの絵が目指す3つのK
- アトリエみずの絵では、水彩画を専門に研究し制作する上で3つの「K」を目指しています。
Know:知る
水彩についてよく知ること。基礎(色彩、構図、デッサン)や技法、画材の特質について、よく知り理解し身につけることは、絵画全般にも通じることです。
Keen:熱中する
絵が好きで描くことも観ることも好き。絵と向き合っていると夢中になって時を忘れてしまう、そんな熱中する空間を提供します。
Kind:心からの
作品を制作するとき、その作品に対してはもちろん、自然やモチーフに心を込めている自分に気づかされます。
基礎力、表現力を培い本物の色の美しさを
基礎力
水彩は油絵の下絵と考えられがちですが、実は奥が深いものです。水彩を通してデッサン・色彩・構図からなる「絵画の基礎」を知ることで、他のジャンルの絵画にも通じていきます。
表現力
にじみやぼかしなどの技法は練習さえすれば身につけることができます。しかし表現することは、そう簡単ではありません。単にきれいに正確に描くことではありません。自由奔放というものでもありません。自由であることの難しさ、厳しさがあります。そこに基礎力が加わることで表現の1歩に繋がっていきます。
和気あいあいと自分のペースで
コロナ対策も万全に
コロナ禍でも、消毒液の設置やマスク着用など必要な感染対策を行いながら、教室を運営しています。
談笑も交えながら
1回150分ずっと集中して描くのは難しいものです。時節、コーヒータイムを設けながら受講者同士で談笑する場面もあり、教室は和気あいあいとしています。受講生のなかには、30年目以上の方も
- 「自由に自分のペースで進められることや先生が楽しく教えてくれることが魅力で続けています」
と話しています。成澤講師は「みなさんで水彩を楽しく研究しながら、本物の美しい色を表現してみませんか?」と呼びかけます。
ネット教室も開講予定
コロナ禍でも、水彩の研究が楽しめるようネットを活用した教室も準備しています。最新情報は、教室のホームページでお知らせいたしますので、楽しみにお待ちください。