馬車道発横浜アイドル「ポニカロード」と企業や団体がコラボレーションして、「あるあるネタ」や「自虐ネタ」を中心に楽曲を作り、ミュージックビデオをバスらせようというサービスがスタートしました。すでに有名企業とのコラボレーション楽曲がYouTubeで人気を集めています。どんなサービスなのか、紹介いたします。
「ポニカロード」って?
横浜市を拠点に活動する5人組グループです。神奈川県警防犯応援アイドル、神奈川県知事公認特命かながわ発信隊、J リーグ/Fリーグ Y.S.C.C. 公認アイドルなどを務めながら、横浜を盛り上げることを目標に2013年に結成されました。メンバーには「担当区」が設定されていて、名前は関内・馬車道周辺の地名、通り名からなっています。
【メンバー】 入船あん 太田あかり 住吉かのん 尾上まなみ 港ゆき
なぜ「あるあるネタ」「自虐ネタ」なの?
ポニカロードの所属事務所でこの企画を進める「株式会社ドミトリーム・エンターテインメント」(以下、DTE)によると「あるある、自虐、いじりを取り入れることで話題性や好感度の向上が期待できます」とのこと。具体的にどんな感じなのでしょうか。
この企画の第1弾として、横浜高速鉄道(みなとみらい線=MM線)とのコラボレーションで生まれた楽曲「皆との未来」のミュージックビデオを見てみましょう。
「結構知られたのに、いまだに他社線と間違えられる」
「あぁ駅が広すぎて 保守作業終わらない!?」
「『高速』だとかいう割 MAX70km?」
「でも本社の階段しんどい上がるの辛い」
これらの歌詞は制作段階で横浜高速鉄道の社員の方からみなとみらい線の特徴などを聞いた上で、盛り込んだものです。自虐的とも言えますが、ちょっと笑えて、かえってMM線が身近に感じられる内容ですね。
ビデオを見て分かるように、実際の駅を使った撮影で、映像作品としてのクオリティの高さも感じます。このミュージックビデオの監督・構成・演出を務めたのは「映画監督芸人」の門田樹さん。門田さんが2017年にTwitterに投稿した「JKに声かけてみた」はその内容の面白さと以外さから約660万回も見られ、バスりました。経験豊富なスタッフが映像や写真撮影を行ってくれるのも安心できます。
社員、スタッフも出演可能
ミュージックビデオの「新高島駅スタッフベテラン揃い」の場面では、ベテラン社員の男性が登場しています。DTEは「ご要望に応じて社員、スタッフの皆様にコーラス等でレコーディングに参加いただいたり、ミュージックビデオにご出演いただくことができます」としています。歌詞は全て依頼者側がチェックし、採用しても問題ない歌詞のみを使用するようにしています。また、楽曲の権利はDTEに帰属。ただし、依頼者が使用したい場合、事前に用途を共有した上で自由に使えます(有料での提供の場合、別途打ち合わせが必要)。
YouTubeでバズる動画
せっかく作った楽曲、ミュージックビデオも見られないと意味がないですよね。DTEは「作った動画はYouTubeで1万5千回以上の再生数が見込まれます。バズらせることができます!」と自信を見せます。先のMM線との「皆との未来の」YouTube動画は2021年9月末時点で2万回以上再生されています。ポニカロードのメンバーそれぞれがTwitterで数千のフォロワーを持っていて、SNSを通して動画を拡散させるなどして、多くの人の目に触れることになります。
別のコラボやイベント出演も
さらにDTEは「楽曲制作以外にもバラエティ動画でのコラボ、ショートフィルムでのコラボなどを用意しています。お気軽にお問い合わせください」と話しており、ポニカロードとコラボして、企業や団体のPRを多角的に展開することができます。ポニカロードは数多くのライブ出演はもちろん、神奈川県警や県などの行政機関、商業施設のイベントや地域、商店街のお祭りなど、多くの実績があります。この企画で楽曲を制作した場合、依頼者のイベントにポニカロードが無料で1回出演してくれる特典も(イベント内容によっては出演できない場合もあり)。
楽曲制作の流れ
- 費用などの問い合わせはDTEへ。「貴社、貴団体の認知度向上にご協力いたします。ぜひ一緒に面白くて、かっこいい楽曲を作りましょう!」と呼び掛けています。