こどもの日に合わせ、登戸中部町会(吉澤忠夫会長)は4月29日、二ヶ領用水で3年ぶりにこいのぼりを飾り付ける。
子どもの成長を祈り、地域の人たちの思い出づくりになればと、2019年に初めてこいのぼりを掲げた同町会。翌年以降も続ける予定だったが、コロナ禍となり実現できなかった。
今回、「こいのぼりをまた見てみたい」と待ち望む地域の声を受け、3年ぶりの設置を決定。当時会長として企画を立ち上げた小林輝雄さん(76)は、「コロナに打ち勝つ願いを込めて泳がせたい」と意気込む。
場所はラーメン店「九州一番登戸店」から上流へ約120メートルの流域。こいのぼりは地元住民や丸山幼稚園、なのはな保育園、Gakkenほいくえん登戸、アスク向ヶ丘遊園北保育園の園児が手作りした。5月5日まで、約130本が飾られる。現在、鯉のぼり部会の部会長を務める小林さんは、「少しでも地域が明るくなればうれしい。子どもたちにとってもよい思い出になると思う」と思いを語る。