泉の森内にある郷土民家園(草柳629の1)の入り口に植えられた河津桜が通常の開花時期よりも、ひと月早く花がほころび始めた。
施設職員は「時季外れの早咲きでは」と話した。グリーンアップセンター内にある「みどりの相談コーナー」で、市民から植物や庭木などの相談を受ける相談員の松尾宏一さんはこの開花について「河津桜の開花時期は2月上旬。暖冬による温度誤差での開花にしても早すぎる」と驚き、「桜の種類は葉が落ちて休眠に入り、冬の寒さで休眠が覚め開花の準備が始まる。が、何らかの理由で夏の間に葉が落ち休眠しなかったため、開花時期がずれたのでは」と推測した。