<3月5日まで>歴史語る、顔顔顔「人形とともに 相模人形芝居の50年」 @あつぎ郷土博物館

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<3月5日まで>歴史語る、顔顔顔「人形とともに 相模人形芝居の50年」 @あつぎ郷土博物館
苦悩や慈愛、荒々しさがにじむ

あつぎ郷土博物館(厚木市下川入)に、人形の顔がずらりと並んでいる。3月5日まで開催中の「人形とともに 相模人形芝居の50年」では、厚木を含む各地の人形芝居が受け継ぐ品々を展示する。「かしら」と呼ばれ、表情の動く内部構造や木材から顔を彫り出すまでの工程も並ぶ。

 今回の展示では「相模人形芝居」という名前をつけた劇作家の永田衡吉氏(故人)のコーナーもある。1951年頃、県文化財専門委員でもあった永田氏は厚木市長谷と林、小田原市小竹で伝わる人形芝居に、かしらの構造や人形の遣い方の共通点がある事に着目。精力的な調査などが80年の国無形民俗文化財指定につながった。その記録や写真なども紹介する。

 2月25日(土)午後2時からは長谷座などによる公演会「寿式三番、音冴春臼月 団子売」も開催。詳しくは同博物館【電話】046・225・2515へ。

開催日

2023年1月14日(土)~2023年3月5日(日)

住所

神奈川県厚木市下川入1366-4

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公開日:2023-02-21

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