静かにしなくてもいい!?赤ちゃんと楽しめる博物館
博物館や美術館は感性を研ぎ澄ませて展示に向き合う静謐な場所。日常生活とは離れた、独特な空気感も魅力のひとつです。
でも、そうした雰囲気だからこそ、「泣いたら迷惑かな…」「周りに気を使ってしまうかも…」と、子どもたちに幼い頃から文化や芸術に触れてほしいと思っていても、お出かけすることに、一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
そんな不安を抱える保護者の方にこそ知ってほしいイベントが、茅ヶ崎市博物館で定期的に開催されている「赤ちゃんと一緒に博物館Time」です。
「静かにしなきゃ」というプレッシャーを感じずに、親子で気軽に展示を楽しめる、あたたかい雰囲気の企画となっています。
赤ちゃんと一緒に博物館Time
- 2025年6月3日(火)9:00~12:00
- 対象:生後3か月~未就園のお子様とご家族、妊婦の方
- 会場:茅ヶ崎市博物館
- 備考:申込不要・参加無料
この時間帯は赤ちゃん連れの親子優先のため、一般団体・学校関係の見学はできません。
11時からは、図書館ボランティアによる「わらべうたの会」も開催。お子さんはごろ寝での参加もOKです。
茅ヶ崎市博物館ってどんなところ?
茅ヶ崎市博物館の基本展示室では、「大地と人のものがたり」がコンセプト。
展示は、茅ヶ崎の大地を「海・砂丘・川・低地・丘陵」の5つの地形に分け、それぞれに根ざした自然や人々の暮らしを、17のテーマで分かりやすく解説。展示台(ユニット)は全部で8台あり、内容は定期的に入れ替わるので、訪れるたびに新しい発見が楽しめます。
館内には図鑑や絵本を中心にそろえた図書コーナーも。その場で本を借りることができ、市立図書館でも返却が可能です。
授乳室やおむつ替えスペースもあり、ベビーカーでの入場も可能なので、気軽に訪れて、親子で学びの時間を広げられる施設となっています。
雨の日こそ、博物館で学びの時間を
外に出にくい梅雨の時期は、気分も沈みがち。そんな時こそ、博物館での文化体験は親子にとって特別な時間になるはずです。
展示を眺めながら赤ちゃんに話しかけたり、図鑑を一緒にめくったり。お子さんの博物館デビューにぜひ利用されてはいかがでしょうか。