世間を震えさせた先の強盗事件。逮捕された26歳の若者は、ギャンブル依存症だったという。「パチンコで借金が膨らみ闇バイトに手を出した」と供述していた。元宮前警察署長の、かぐやの里の小坂公造施設長は「依存症になると犯罪を犯す恐れがある」と持論を語り警鐘をならす。犯罪につながる依存症になる原因と防止策などをまとめた冊子「犯罪と依存症から身を守るために」を同施設やアリーノで無料配布している。
片や、別の30代男性は、書籍を読むことで依存症の怖さについて学び、克服できたという。そこで、小坂施設長が勧めるのが、現役精神科医が書いた書籍「やめられない〜ギャンブル地獄からの生還〜」(帚木蓬生著/集英社)。「依存症本人やその家族に読んでもらい、少しでも助けになれば」と思いを語る。同書は全国書店などで販売中。アリーノ地域図書室で貸出しているほか、かぐやの里で数冊用意しており、無料進呈する。
2月の絵は、小島功先生の「待ち人」。来週は弥生3月です。「花がいっぱい 朝日に映える 春の野川は梅の里 緑宮前住みよい所 人が好き好きまちが好き♪」(宮前音頭より)今年こそはみんなと踊りたいですね。私の至福の時は、色んな人の笑顔が見える瞬間です。(文:理事長/渡邊寛美)