龍が天に登った地〝登戸〟<川崎市多摩区>善立寺に残る言い伝え「七面堂」は2024年1月1~3日まで参拝可能

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龍が天に登った地〝登戸〟<川崎市多摩区>善立寺に残る言い伝え「七面堂」は2024年1月1~3日まで参拝可能
龍を背負う観音像

龍燈山善立寺に残る言い伝えとは

 登戸にある古刹・龍燈山善立寺。1589年に記されたとされる『善立寺由緒』(一巻)には、「平安時代に慈覚大師円仁が、現在同寺の立つ場所を通りかかったとき、観音変化の女性に出会い、寺の建立を勧められた」と書かれていたとされている。

 その女性は、龍となり天に登っていき姿を消した。このことから慈覚大師円仁は、地元の人たちに寺を建立するよう説いたとの言い伝えが残る。龍の登天にちなんでこの地を「登戸」とし、寺を「竜登山」と名付けたといわれている。善立寺の内海惠俊住職(73)によると、その後、龍が明かりを灯していたという言い伝えから、今の龍〝燈〟山に改名したのだという。

七面堂にあったのは

 同寺の由来を聞いていると、内海住職は、同寺の「七面堂」に案内してくれた。その中には、龍を背負う観音像があった。内海住職は「登戸のまちは、善立寺を中心に栄えてきたと伝えられている」と話した。

 七面堂は1月1日㈪から3日㈬まで参拝ができる。時間は午前9時から午後3時ごろまで。

 辰年の今年、龍にまつわる言い伝えが残っている同寺を歴史を感じながら、訪れてみるのはいかがだろうか。

※「登戸」の由来に関しては諸説あり。参考文献・『多摩区OLD&TODAY』(多摩区役所)。

住所

神奈川県川崎市多摩区登戸2474 善立寺

公開日:2024-01-01

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