2月4日は二十四節気で「春の始まり」とされる立春。前日の2月3日に県立四季の森公園(寺山町291)を訪れると、園内では梅の木が花を咲かせていた。
同公園管理事務所の担当者によると、園内には約50本の梅(寒紅梅、紅梅、白梅)が植えられており、例年2月中旬から3月中旬まで見頃となる。また、多くの梅の花が楽しめるのは花木園周辺だが、2月2日時点では開花が確認できていないという。
一方で、園の東側に位置する田んぼを見渡せる場所にある休憩所付近の梅はピンク、赤、白とそれぞれの色の花を咲かせていた。木によってばらつきがあるが、まだ蕾も多くまばらに咲いているといった状況だった。
また、北口広場近くの池の周辺ではマンサクの花が2月下旬頃まで見られるという。マンサクは一般的に黄色の花を咲かせるが、園内には赤い花を咲かせるマンサクの木がある。家族や友人らとゆっくりと園内を散策しながら”小さな春”を見つけてみては。