シルクの歴史と魅力を伝えるイベント「横濱コクーン・スクウェア2024」が10月4日（金）、5日（土）に横浜市役所1階アトリウムで開催される。9回目となる今回は、「シルクは横浜のプライド」をテーマに掲げ、地場産業である横浜スカーフを中心に展開する。地元の民間企業からなる横濱コクーン・スクウェア実行委員会の主催。

横浜市内の絹遺産建築物を巡るガイドツアー

　初日の4日は、市内の絹遺産建築物を巡るガイドツアーや近代絹産業を描いたドキュメンタリー映画「シルク時空をこえて」の上映のほか、「横浜発シルクの新たな挑戦とスカーフ復権」をテーマにしたシンポジウムが開催される。
　2日目の5日は、「横浜スカーフAWARD〜スカーフ大好き大集合〜」と題したコンテストが行われる。ゲスト審査員には「ザ・タイガース」のドラマーで、スカーフ愛好家としても知られる瞳みのるさんを迎え、参加者はスカーフのコーディネートを競い合う。

国内各地のシルク製品マルシェも

　シルクダンスパフォーマンスやコンサートなどの催しも2日間にわたって行われ、YouTubeでの配信も予定。「シルクマルシェ」と「ワークショップ」も同時開催され、東京、群馬、長野、愛知、鹿児島などからシルク製品が集まる。
　入場無料。午前11時から午後5時。詳細は公式サイト（https://yoko-hama-web.com/ycs/）で。