鎌倉国宝館は3月10日(土)から4月15日(日)まで、特別展「仏像入門─のぞいてみよう!ウラとワザ─」を開催する。
多種多様な造形の仏像が、それぞれどのような意味を持ち、なぜその場所に祀られているのかなど、仏像に関する詳細を学ぶことができる。出品作品は、国宝の「当麻曼荼羅縁起絵巻」(光明寺)、重要文化財の「阿弥陀三尊像」(円覚寺)、「地蔵菩薩坐像」(浄智寺)など。普段目にすることのない背面、底面、内側に込められた納入品など、作品の「ウラ」側に着目し、仏師が込めた思いや造像背景などを紹介。さらに、制作者の「ワザ」として、仏像の材質、造り方、彩色技法なども詳細に解説する。
開催時間は午前9時から午後4時30分(入館は4時まで)。月曜休館。観覧料は一般400円、小中学生200円。
問い合わせは、同館【電話】0467・22・0753へ。
また同展に関連し、3月11日(日)には「仏像ラブ・トークin鎌倉市〜仏像好きみんな集まれ〜」と題して、モデルのはなさん、漫画家の真船きょうこさんらが出演するイベントが鎌倉生涯学習センターホールで開催される。午後1時から3時(12時半開場)。参加は無料で定員は先着280人(事前申込不要)。記念品として先着100人に、仏像ポストカードが進呈される。