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令和6年度 南区自治会町内会DX推進交流会【2024年12月14日開催】

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令和6年度 南区自治会町内会DX推進交流会【2024年12月14日開催】
さまざまな年代、役職の方々にご参加いただきました

令和6年12月14日(土)に、南区内の自治会町内会の役員等を対象に交流会を実施しました。当日は、26自治会町内会から32名の方にご参加いただきました。普段は関わる機会がない他の地区の役員さん同士、様々な話し合いをされていました。

プログラム

今回のテーマは「①自治会町内会のデジタル化」と「②自治会町内会活動をしていて感じること」

はじめに、デジタル化に取り組んでいる自治会町内会の事例発表を聞き、その後、各グループで意見交換を行いました。

事例発表

会費キャッシュレス決済の導入について:弘明寺公園自治会 会長 鈴木 武 氏

会費キャッシュレス決済の導入事例を紹介する弘明寺公園自治会の鈴木会長

情報伝達ツールアプリの導入について:六ツ川四丁目町内会 会長 武藤 博之 氏

情報伝達ツールアプリ(電子回覧板)の導入事例を紹介する六ツ川四丁目町内会の武藤会長

意見交換

テーマ① : 自治会町内会のデジタル化について

  • Aグループ

・主にホームページの運用について話し合われた。
・レアリアを利用しているが、運用が楽で技術者が不要。年間12万円かかるが、社協の助成金を申請して費用をまかなっている。
・レンタルサーバーを借りて自前で運用しているが、地域で技術者を募集したところ20名が手を挙げてくれた。通常利用料とセキュリティの費用で年間数万円なので安く利用できている。

  • Bグループ

・なかなかデジタル化が進んでいないという話し合いがメインだった。
・デジタル化以前に町内会会員が減少していることが喫緊の課題で、デジタル化は二の次になっている。
・回覧板を紙で回そうが、電子化しようが、内容に関心がなければ見てくれないので、関心があるような内容だけをピンポイントに配信できればいいと思っている。

  • Cグループ

・高齢者が多く、役員の選出に苦労しているなかで、デジタル化を進めるのは難しいという意見が出た。
・中村と六ツ川大池は少しずつデジタル化が進み始めている。
・デジタル化が進んでいる地域は、会長自らがリーダーになって進めている、という話になった。

  • Dグループ

・デジタル化を進める上では、コスト面が気になる。
・デジタル化は将来的には必ず必要になると思う。
・後継者がいない、町内会の大半が外国人という地域の話がメインになった。

  • Eグループ

・集金業務が負担でデジタル化を検討しているという話が出た。
・町内会内での情報交換や回覧はまだまだ進んでいないが、役員間ではLINEでやり取りしているという町内会はかなり多かった。
・イベントの参加を募集する際に、若い方を中心にLINEをうまく活用して、募集している町内会もあった。
・特に、子ども向けのイベントを行うと、親御さんも一緒に来てくれるという話も出た。
・役員のなり手がいないという悩みは共通の話題になり、たくさんの情報交換ができて参考になった。

グループワークの様子

テーマ② : 自治会町内会活動をしていて感じること

  • Aグループ

・外国人や単独世帯が多く、町内会の運営が難しいという話があった。
・役員の担い手確保が難しく、会長不在の町内会について共有があった。
・町内会に関心がなく、行事にも参加しない若者をどう巻き込んでいくかが課題。
・ごみ問題に悩んでいる。
・執行部のメンバーが50~60代が多く、約半数が女性という町内会もいて驚いた。
・まつりの模擬店など、各町内会でできる範囲で行ってきたが、外部の力を借りて多くの方に参加してもらっている町内会もあって参考になった。
・トップが世代交代しないと町内会は変わらないと実感した。

  • Bグループ

・副会長を中学生や高校生に担ってもらっている自治会がいて参考になった。学生でも会議もきちんと参加しているようで見習いたいと思った。
・ホームページの運用方法について情報交換できた。
・子ども会はあるが、学校が3校にまたがっているほか、町内会に入っていない子でも子ども会には参加しているという話が出てすごいと思った。
・敬老の日は高齢者の見守りを行っている町内会もいた。
・小さい班を統合する際にも役員の選出が課題となるという話もあった。
・高齢で班長もできないので町内会をやめるという声もあり、苦労しているという話があった。

  • Cグループ

・高齢化による見守りの大変さと、役員のなり手が少ないという苦労について共有し合った。
・婦人部の選出方法について情報交換ができた。

  • Dグループ

・防災に力を入れる必要があるという意見が多かった。安否確認の方法などさまざまな取り組みの情報交換ができた。

  • Eグループ

・会長が不在のため、3人の副会長で分担して活動している。
・町内会費について、多いところは月400円、安いところは100円と様々だった。月の町内会費を300円にして、+400円で年間4000円を集めている町内会もいた。
・班長は輪番なので引き受けてくれるが、役員となるとハードルが高く引き受けてくれない。
・外国人が多い自治会では、ごみ出しルールから説明する必要がある。
・昼夜が逆転している生活をしている家庭もあり、その方々の対応が大変。
・自治会町内会活動は防災活動のようなものであり、災害時を想定して顔つなぎの関係になるために活動できたらいいのでは、という意見があった。

住所

神奈川県横浜市南区

問い合わせ

南区地域振興課

公開日:2025-01-15

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