TAMA映画フォーラム実行委員会による特別上映会が5月3日(土)、永山公民館ベルブホールで開催される。今回の上映作品は五十嵐耕平監督の「SUPER HAPPY FOREVER」。
五十嵐監督は、第67回ロカルノ国際映画祭新鋭監督コンペティション部門正式出品作「息を殺して」や第74回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門に正式出品されたダミアン・マニヴェル監督との共同作「泳ぎすぎた夜」などの代表作がある。
上映時間は【1】午前10時30分から【2】午後1時から【3】4時から【4】6時から。【2】の上映後には五十嵐監督がゲスト登壇し、トークを行う(【2】鑑賞者が対象)。料金は一般が前売1000円、当日1200円、TAMA映画フォーラム支援会員、子ども(小学生以下)障害者と付添者1人は前売・当日800円。チケットはオンライン購入(クレジット決済):teket(チケット)https://teket.jp/10219/48623。窓口(永山公民館、関戸公民館)では一般チケットのみ販売。
問合せは永山公民館内TAMA映画フォーラム実行委員会【電話】080・5450・7204。
【作品の紹介】
2023年8月19日、伊豆にある海辺のリゾートホテルを訪れた幼馴染の佐野と宮田。まもなく閉館を迎えるこのホテルではベトナム人の従業員たちが、ひと足早く退職日を迎えようとしている。5年前にここで出会い恋に落ちた妻・凪を亡くしたばかりの佐野は、妻との思い出に固執し自暴自棄になっていた。そんな姿を見かねて宮田は友人として助言するものの、あるセミナーに傾倒している宮田の言葉は佐野には届かない。二人は少ない言葉を交わしながら、閉店した思い出のレストランや遊覧船をめぐり、かつて失くした赤い帽子を探し始める。