横浜市鶴見区江ケ崎町の「史季の郷」で7月末まで、鶴見川人道橋や同川の歴史をまとめた展示会が開かれている。
矢向・江ケ崎・尻手の歴史資料室及び交流室として、昔の農具や同地域の歴史など様々な展示を行う同館。
今回は、今年3月に江ケ崎・矢向地区と上末吉地区を繋ぐ「鶴見川人道橋」が開通したことを受け、改めて同橋や鶴見川の歴史を伝えようと、同館理事の間口健一さんが発起人となって企画したもの。
館内には、水管橋から人道橋へと進められてきた経緯や、鶴見川が物流の要所として活躍してきた歴史などが飾られている。また、1958年の狩野川台風で鶴見川が氾濫した直後のまちの写真など、ここでしか見ることのできないものも多数展示されている。
間口さんは「新しい住民の皆さんにも地元に興味を持ってもらうきっかけになると嬉しい」と来場を呼び掛けている。
入館無料。開館は火・木の午前10時から正午、土・日の10時から午後4時まで。