横浜市経済局は市内中小企業の脱炭素化を支援するため、「省エネ推進セミナー」を7月9日(水)午後2時30分から横浜情報文化センター=中区日本大通=で開催する。市は脱炭素社会の実現に向け、市内企業の99.6%を占める中小企業の取り組みが重要と位置付けている。昨年6月に創設した「脱炭素取組宣言」には5500者を超える企業が参加している。
セミナーでは一般財団法人省エネルギーセンターから、省エネの進め方や診断事例が紹介されるほか、市と公益財団法人横浜企業経営支援財団が市の脱炭素化支援制度について説明を行う。
対象は市内の中小企業・個人事業主で、定員は50人。参加費無料。申し込みは市の電子申請システムで7月8日(火)まで受け付ける。セミナー終了後は、希望者対象の脱炭素経営相談会も実施される。
市はこれまでも中小企業の脱炭素化、省エネ推進を後押しするセミナーを行ってきた。過去の参加企業からは「脱炭素へ向けて何から取り組んで良いかわからなかったが、二酸化炭素排出量を把握することが大事だとわかった」などの声が出ているという。問い合わせは市経済局中小企業振興課【電話】045・671・4236。