港北区明るい選挙推進協議会は「令和7年度 明るい選挙メッセージカードコンテスト」の開催にあたり、作品の募集を開始した。テーマは「18歳になった未来の私へ」。自分の1票でかなえてほしい夢や希望、投票することへの期待感等をイラストまたは文章で表現し、投票参加の大切さを伝えるメッセージカードを作成する。
対象は、区内に在学・在住の小学5・6年生、中学生、高校生。イラストと作文の2部門に分かれており、郵便はがき、または同サイズの用紙で同協議会宛てに郵送する。1人1作品のみ。各部門ごとに金賞・銀賞、今回から新設された佳作があり、受賞者にはクオカードが進呈される。締切は9月12日(金)。応募時の概要は区のHPから。
同コンテストは令和5年度から始まり、今年で3回目。区はコロナ禍以前、チラシやグッズなどの配布型で投票啓発を行っていたが、子どもたちが自ら考え、イラストや文章に表現することで自発型の啓発ができないかと企画が発足した。「年々参加者数が増えている」と総務課統計選挙係の金川亜椰さん。昨年の応募数は、イラスト・作文部門あわせて668作品で、受賞作品をバス車内に展示・作文の部を新設・18歳になった応募者に作品返却(高校生の部・学校応募のみ)など新しい試みを続けている。
今年度も入賞作品をはじめ、審査時の点数が高い作品は、区内の商業施設などで展示される予定。同課係長の伊藤智啓さんは「作品を見た大人たちが投票について考えるきっかけになれば」と期待を込める。
区では今後、8月の市長選挙に向け、投票啓発イベントを企画しているという。